第五回講演会「広辞苑も納得!京都『先斗町』地名謎解き物語」のお知らせ

2025/02/16

令和7年度初回イベントとして第5回講演会を下記の要領で開催します。

参加ご希望の方は、メニュー「イベント」ページの【参加申し込みはこちら→】から、専用フォームで 4/12(土)までにお申し込みください。(ご記入いただいた情報はこのイベントの連絡のみに使用します)

多くの同窓生のみなさんのご参加をお待ちしています。

日時:2025年4月19日(土) 午後2時から2時間程度

場所:富田林高校・岸本記念館セミナールーム

演題:『広辞苑』も納得! 京都「先斗町」地名謎解き物語

京都を代表する難読地名「先斗町」。

その語源については、言語学者・国語学者で『広辞苑』の編者でもある新村出博士が約百年前に唱えた説が通説となり、『広辞苑』の「ポント」の語釈も初版以来60年余りに亘って新村説に拠って来ました。

講演者は、この説に疑問を抱き、京都に住んでいた2006年から「先斗町」地名の由来探究に着手。2012年に新説を発表し、2018年1月には10年ぶりに改訂された『広辞苑』第七版に採用されました。

本講演では、辞書の記述を鵜呑みにせず、基本に忠実に原典に当たり、勘と推理を働かせることが鍵となった、「ポント」という外来語と「先斗町」地名由来についての謎解きを再現します。

講演者: 杉本重雄(高20期)

(プロフィール)

1950年 千早赤阪村千早に生まれる

1973年 大阪外国語大学イスパニア語学科卒業

富士銀行(現 みずほ銀行)在職中に、フォルタレザ (ブラジル)、メキシコシティー、シカゴ、マドリード、ロンドン、パリで計19年余りに及ぶ海外駐在を経験

2003年から4年半京都市在住

2007年から5年間『スペイン語大辞典』(白水社) の執筆に従事

京都地名研究会会員