2024年８月７日（水）～８日（木）兵庫県の神戸国際展示場にて、SSH生徒研究発表会（SSH全国大会）が開催され、本校からは校内で選考されたタカハヤ班の高校３年生４名が参加しました。「大和川水系石川における近縁種アブラハヤとの共存によるタカハヤの形質置換の可能性」というテーマでポスター発表を行いました。「石川のタカハヤと千早川のタカハヤはちょっと違うな」という身近な疑問から、実際に川に魚の観察に行ったり、博物館に標本を見に行かせてもらったり、様々な文献から情報を得たりしながらタカハヤの形質置換の可能性について言及した発表でした。全体発表へは選出されませんでしたが、発表時間中は人が絶えることなく発表を聴きにきていただきました。全国の高校生からの質問や審査員の先生方からの鋭い指摘もメモをしていて、大学進学後の研究に生かそうという姿勢が見えました。また、研究内容の深さだけでなく、「形質置換という難しい現象をわかりやすく説明してもらえた。」とその発表の様子を評価してくれた方が多かったことも印象的でした。

　現在は高校２年生が９月の中間発表に向けて、各班の研究テーマについて探究しています。このタカハヤ班のように全国の場で堂々とその成果を発表できるように頑張っていきます。