今年も、６期生（中学２年生）のグローバル学習が始まりました。テーマは、What do you do for sustainable life?　〜実際にアクションを起こす先輩に学ぶ〜です。去年のグローバル学習ではSDGsや国連について学び、トルコやポルトガルと協働しました。今年は、自分たちも貢献できることを見つけ、アクションを起こすことをゴールとしています。アクションのヒントを得るために、JICA隊員の方や高校の先生、大学の先生といった世界で貢献されてきた方々をゲストにお呼びしています。

　9月7日（木）は、八尾市立中学校の生徒でネパールご出身のススマさんが来校。今後、ネパールの中学生との交流を予定しているのですが、その事前学習のゲストとして来ていただきました。司会は、２年生の各クラスの代議員が立派に務めてくれました。

　ススマさんは、１年ほど前に日本に引っ越して来られたばかりです。日本語がとても上手で、ネパール語の挨拶や文字、ネパールの食文化、学校生活などを分かりやすく教えてくださりました。子どもたちは、ネパール語の文字にとても興味をもったようで、ススマさんが書く文字を一生懸命に書き写す姿も見られました。なんと、ネパールの学校では、国語（ネパール語）の授業以外は全て英語で行われるとのこと。職業や経済について学ぶ科目もあるそうです。

　最後には、ススマさんの将来の夢は日本に来たときのエピソードがきっかけと知りました。「おぉ〜！」と感心する子どもたちでした。

　ネパールと富中との架け橋になってくださったススマさん、乾先生、機会をくださった高橋先生、ありがとうございました。

↑ススマさんにお礼状を渡す様子

中２英語科　北野