富田林中学・高等学校
新着情報

2023.10.26

グローバル教育・地域連携

【地域連携】中学3年生 探究:アントレプレナーシップ講演会(第1弾~第4弾)

 中学校の総合的な学習の時間で取り組んでいる「探究(文系)」が後期から本格的にスタートしました。中学3年生は「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を学習し、連携企業に対して提案をすることを目標にしています。今までの先輩たちも中学生とは思えない提案をし、企業の方々から高い評価をいただいてきました。今年の3年生(5期生)の提案にも期待しています。

 中学3年生では、アントレプレナーシップ(起業家精神)を学ぶことからスタートしました。

 アントレプレナーシップ講演会 第1弾!現役の富校3年生3名に講演をしに来てもらいました。この先輩たちは、高校の探究の授業の中で「リアビズ(高校生模擬企業グランプリ)」に参加し、全国で「金賞」を獲った先輩たちです。実際に南河内の特産品である簾を使い、スマホケースを作成し販売しました。商品が出来上がるまでの話し合いや企業とのミーティング、製造から販売、売り上げまでリアルな話が聞けました。普段から一緒の校舎で生活している先輩たちが真剣に探究に取り組んでいる姿は中学生にも大変良い刺激になりました。

 アントレプレナーシップ講演会 第2弾! 奥河内ラジオの瀬沢真理 氏が来校されました。瀬沢さんは退職後、67歳からラジオ局開局へ向けてまさに起業しようと活動されている方です。「楽しいことを仕事にしよう。何歳になっても企業できる。」という強いメッセージを伝えてくれました。学生時代からずっと憧れてきたラジオの仕事。今、動かないと後悔するという強い意志を感じました。


 アントレプレナーシップ講演会 第3弾!株式会社gud の本田貴裕 氏。現在、門真市にある「すももベーカリー」というパン屋の経営者であり、他の事業も営む実業家の方です。なぜ今の仕事をしているのか、どのような気持ちで会社を経営しているのかを非常に分かりやすく説明していただきました。「1.01と0.99の法則(コツコツ努力すれば、やがて大きな力となる。逆に少しずつサボれば、やがて力がなくなる。)」や「課題とは、天から贈られるギフト」という言葉は非常に印象的でした。

 アントレプレナーシップ講演会 第4弾! 富田林高校の大先輩、チョーヤ梅酒の金銅重弘 氏。言わずと知れた世界に誇る南河内の酒造メーカー。海外を飛び回る中、富中生のために講演に来てくれました。アントレプレナーシップの語源の話や企業をジャンプボードに使い、若者たちにさらに羽ばたいてほしいという思いを語っていただきました。大変深みのある話に中3生のみんなは聴き入っていました。

 今後、連携企業12社の出前授業を経験し、グループで本格的に提案内容の検討に入ります。12月には全国公開授業!がんばれ、富中5期生!!