2023.11.13
進路
【高校長】2年生対象に進路講演会を行いました
11月9日(木)大手予備校から講師をお招きし、進路講演会を行いました。現在の高校2年生が受験する大学入試からは、歴史総合や地理総合、情報Ⅰといった、これまでとは出題傾向が変わる科目や新規に導入される科目等があり、新たな備えが必要になります。今後、2年生には受験生としての取組みを強めていくために、心構えも新たにしていくことが求められます。講師の方からは
「高2の3学期は高3の0学期であると意識すること・・・受験は既に始まっている」
「苦手科目を捨てないこと・・・スモールステップで苦手科目、苦手分野を着実に克服しよう」
「学力向上のゴールデンサイクルを実践することー・・・(→理解→記憶→演習→反省→理解→)」
等のお話がありました。生徒たちは誰もが真剣な眼差しで聞いていました。
本校では進路指導部と学年とが連携し、年間を通じて進路集会を何度も開催する中で、各学年のどの時期に何を学び、どのような心づもりで今を乗り越えていくべきなのか、繰り返し伝えています。今回の公演は、その内容とも相通じるものとなっていたことが、生徒の納得感を高めているように感じられました。心理学の世界では単純接触効果(ザイオンス効果)というものが知られています。人は、ある事柄や内容に繰り返し接すると印象や好感度が高まり関心の度合いが深まるという効果です。生徒一人ひとりが高校3年間をどのように過ごしていけばよいのか、生徒の自主性を尊重しつつ、それぞれの第1志望の進路実現を支援していくために、富田林高校生としてのスタンダードな絵姿を提示し続けていきたいと思います。