12月24日、25日にアンサンブルコンテスト（通称：アンコン）に出場しました。

　アンコンでは、３～８人程度の人数で小編成を組み、その演奏の技術を競い合います。今年度、本校からは大阪府大会、大阪芸術大学大会に合計４つのチームが出場しました。（年明けには、打楽器チームが堺市大会に出場予定です。）

結果は、大阪府：銀、芸大：１チームが金、２チームが銀

の賞をいただくことができました。

　アンコンでは、通常のコンクールとは違い、少人数で演奏する分、「このパートを吹いているのは自分しかいない！」「いつも仕切ってくれるあの子がいない！」という状況が生まれ、個人の演奏に問われる存在感・責任感がぐっと増します。アンコンに向けての練習期間で技術的・精神的にも1段階成長した部員も多かったように感じます。高校入学から楽器を始めた部員がソロパートを演奏する姿や、本番直前のリハーサルで、普段はあまり発言しない２年生が段取りを組み、チームに指示を出せるようになっていた姿がとても印象的でした。定期テストを挟み、忙しいなかでの出場でしたが、実りの多い大会となりました。

　「謙虚さ」「素直さ」こそ成長のカギです。それぞれに納得のいく結果、そうでなかった結果があると思いますが、一喜一憂で終わらず、自分が出来たこと・出来なかったことと真摯に向き合い、分析し、次へ繋げていって欲しいと思います。

■チーム「白のトワイライト】　　　■チーム「ゆめのかけら」

■チーム「３つの情景」　　　　　　■チーム「ダウランド・リュート音楽集」

文責：顧問