１月13日（土）14日（日）、大学入学共通テストが行われました。本校からも多くの生徒が受験し、15日（月）に自己採点の結果を集約しました。18日（木）には進路指導部の教員と担任、各教科担当者が集まって国公立大学を中心に各生徒の出願先に関する指導方針を確認しました。

　具体的には各予備校から提供される、全国の受験者の各大学・学部ヘの志願動向や予想される志願倍率、ボーダーライン等のデータを参考に、各生徒の共通テストの得点と２次試験を想定した模擬テストの点数、本人の学力をよく知る教科担当者の見立て等を総合的に勘案し、各生徒が希望している志願先の合格可能性等について検討します。志願先の決定に当たっては、本人が通いたいと望む大学・学部であることが最も大切なことですが、一方で合格の可能性がどの程度あるか、可能性がどの程度あればチャレンジするかといったことも同じくらい大切なことです。一人ひとりの生徒について、これらのニーズをすべて満足させるためにはどのような指導をすればよいか、集まった教員全員で真剣に知恵を絞りました。担任は、この日の検討結果を基に19日（金）から生徒全員と面談を行い、生徒の希望をよく聞いたうえで志願する大学・学部を決定していきます。

　令和６年度の大学入学者選抜も残すところ約２か月になりましたが、様々なデータを駆使し、生徒個々の学力や希望進路を踏まえ、最後まできめ細やかで手厚い進路指導を続けていきます。頑張れ富高76期生！