2024.06.28
その他
【高校長】生徒会が校則の改訂に取り組んでいます
6月25日(火)前期中間考査最終日、本校の校則の内、頭髪(染髪)の自由化に関する意見交流会を行いました。これは、前生徒会執行部の生徒達が校内に生徒目安箱を設置し、それへの投稿の中にあった染髪の自由化を望む声について生徒間での議論を深めようと企画されたものです。この日参加した生徒からは、賛成反対を含め様々な意見が表明されましたが、それらの意見を踏まえて今後も議論を続けていくということになりました。以前もこのブログの中で紹介しましたが、『富田林高校百年史』の中には「文芸クラブ、社会問題研究同好会などが中心となって『生徒心得を改正しよう』という意見が強く出はじめた。生徒会、役員会、議会でもこの声が次第に高まり『世相に合わない生徒心得を改めよ。服装も自由化せよ。クラブの合宿も認めよ』という要求が次々にわきあがった。」という記載があります。現在の本校では当たり前になっている私服登校も、生徒達が要望し教員との話し合いの中で勝ち取った権利だったということです。富田林高校の良き所として挙げられるものの一つに、自由な校風がありますが、自由とは生徒達の闊達な議論を通じて実現してくものだと思います。自由な校風を保持するためにも、これからの生徒会活動に期待しています。