2024年８月８日（木）は午前中に釧路湿原に行き、和商市場にて昼食を取ったあと、釧路空港から新千歳空港を経由して伊丹空港へ帰ってきました。

　釧路湿原では、温根内ビジターセンターを訪れ、ガイドの方とともに釧路湿原の西側を散策しました。実は２日前に遊歩道に熊の足跡が発見されたらしく、少し緊張した散策となりました。実際に散策すると、釧路湿原には水が張っており、その上に植物が生息していることに驚きました。それ以外にも北海道ならではの植物や生態について学んだり、釧路湿原の大きさを感じることができました。ちなみに釧路湿原は琵琶湖の３分の１の大きさで日本最大の湿原とのことです。

　そのあとは釧路湿原展望台に登りました。あいにく、霧が濃く釧路湿原を広く見渡すことができなかったですが、本当に緑に覆われた湿原を見ることができました、

　和商市場では、「勝手丼」が名物で、ご飯を注文した後、様々なお店で自分の好きなネタを選び、自分だけの海鮮丼を作りました。北海道ならではのサクラマスやサーモン、ホタテ、ホッケや大トロやカマトロまであり、悩みながら選んでいました。中には６千円を超えた強者も…　お土産タイムも含めて最終日に北海道を満喫した食事ができました。

　帰路では、釧路空港で記念写真を撮影し、新千歳空港で夕食とお土産タイムとなりました。部活や友人、家族へお土産をたくさん買っていました。釧路空港の霧や前日の関東地方の大雨による遅れもあり、少し遅れて釧路空港・新千歳空港を出発しましたが、無事に伊丹空港へ到着しました。

　今回のサイエンスツアーin北海道では、あまり行くことのない北海道道東地方で自然あふれる環境の中、多様な生物や植物に触れることができ、北海道の生態系について学ぶことができました。今回学んだことを活かして、SSHの目標であるグローカル・サイエンスリーダーになり、日本・世界へ羽ばたく科学技術系人材へと成長してほしいと願っています。