８月24日（土）午後、本校内のアゴラホールで学校説明会を行いました。今回も100組を超える中学校３年生の生徒と保護者の皆様にご参加いただき、240人収容のホールがほぼ満員になりました。全体の司会進行は放送部の生徒が、学校行事や部活動を含む学校生活の説明は生徒会の生徒が行いました。今年の新たな取組みとして、この春卒業した76期生を招聘し、自身の高校時代の過ごし方や思い出について語ってもらいました。本校は併設型中高一貫校であり、中学校入試を受けて入学した120人と高校入試を受けて入学する120人が一つになって、６学級規模の高校として運営しています。中学校３年生の受験生にとって、自分たちが入学した時に併設の富田林中学校から入学してくる生徒達とはどのようにかかわることになるのかということが、大きな関心だと考えたからです。

　本校では、富田林中学校から入学した生徒を便宜上中進生と呼び、高校入試を受けて入学した生徒を高進生と呼んでいますが、高校入学後すぐに互いに親しく交流し、2年生になった時点では中進生か高進生かの区別など誰も意識しなくなるのが現状です。そのことを、当日来てくれた卒業生の口から実際の体験として聞くことが出来て、受験を考えている生徒の皆さんの表情も少し和らいだように感じました。

　自由で伸びやかな「校風」のもと、生徒の活気にあふれた「雰囲気」を満喫しながら、第1志望の「進路実現」に向かって邁進する。富田林高校でそんな３年間を共に過ごしてほしいと思いました。