富田林中学・高等学校
新着情報

2024.09.09

SSH

【高校長】令和6年度探究Ⅱ中間発表およびSSH第1回運営指導委員会を開催しました

 探究Ⅱの中間発表会として、9月5日(木)にオーラルセッション、6日(金)にポスター発表を行いました。昨年度までの2年生は探究Ⅱが選択科目だったため、発表者は一部の生徒に限られていましたが、今年からは2年生全員の生徒たちが、この2日間の内のどちらかの日に自然科学探究(理系)か人文社会学探究(文系)かのいずれかに分かれて発表を行いました。内容的には研究の進捗確認が中心の発表でしたが、それぞれの発表が先行研究の成果を踏まえたうえで現時点までに自分たちが明らかにしてきた内容と、今後の展望について熱く語ってくれました。SSH運営指導委員をお願いしている先生方には5日のオーラルセッションをご覧いただきましたが、発表内容に加えて発表者のスキル、作成されたスライドのレベルが高くなっているという評価を得ることが出来ました。発表を参観していた生徒達からは的を射た質問が次々と飛び出し、生徒の聞く力が上がっているという趣旨のご講評もいただきました。一方で、文献等からの引用に際しては引用元を明示することや、原典から直接引用することなど、研究に当たって守るべき倫理等についての再確認がありました。運営指導委員の先生方からいただいた指導助言を胸に、生徒たちは大阪府生徒研究発表会(大阪サイエンスデイ)や各種コンクール、そして来年の2月に実施予定の本校主催の地域フォーラムに向けて研究を続けていきます。

 「世の中のどんな偉業も情熱なしには成就されなかった。」

 哲学者ヘーゲルの残したこの有名なフレーズの意味そのままに、生徒たちが情熱を傾けた研究がより良いものになり、それがやがて将来の偉業に繋がることを願っています。頑張れ!「ぜんぶ全力」の富高生!!