10月23日（水）7時間目、２年生全員を対象に「公共」の授業の一環としての金融講演会をアゴラホールで実施しました。講師は東京のレオス・キャピタル株式会社から仲木威雄（なかきたけお）氏にお越しいただきました。これまで教育の現場では、あまりお金の話を扱うことは有りませんでしたが、学習指導要領の中で金融の働きや経済のグローバル化と相互依存関係の深まり等について理解を深めることが記載されたことを踏まえ、本校においても「公共」や「探究」等の授業で取組みを進めています。

　当日の講演内容は金融に関するものというよりは、これからの先が見えにくい社会で生き抜いていくために必要な社会人基礎力といったものをどのように身に付けていくかというもので、仲木氏のこれまでの経験を交えながら分かり易くお話しいただきました。18歳への成人年齢の引下げに伴い、生徒の皆さんはこれまでよりも早い時期から財政や税，社会保障，雇用，労働や金融といった課題への対応に迫られることになります。今後とも、政治参加や地域社会の変化等を意識した教育内容の充実に努めていきたいと思います。