2025.10.16
【中1通信Vol.12】人権学習~車いすバスケットパラリンピック代表選手ご講演~
中学校1年生の人権学習の一環で、車いすバスケットの2020東京パラリンピック代表の北間 優衣さん(日本生命バスケットボール部所属)に来校いただき、ご講演していただきました。障がいのある方から話を聴くことで、障がいに対する気づき・理解を深めるとともに、実際の車いす体験を通して、バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方を理解することを目標にしました。
講演のなかで、北間さんは「どうすれば誰もが生活しやすい環境になるのか」ということを考えていくことの大切さをお話くださいました。また、ご自身の選手としての経験から、「失敗する悔しさより、やらなかった後悔のほうが大きい」「仲間とたくさんコミュニケーションとる大切さ」という話もあり、挑戦する前向きな気持ちや仲間を大切にする気持ちを中学1年生に教えてくださいました。
後半は長居障がい者スポーツセンターからお借りした競技用車いす10台を使って、全員が車いす体験をしました。思ったように前に進まなかったり、腕の力が足りなかったりと苦戦しながらも、転倒を防止するように工夫された構造になっていることも知りました。その後、事前にルールを学習した代表メンバーによる車いすバスケットの試合をしました。北間さんのサポートを受けながらではありましたが、歓声が飛び交うなかで見事にシュートが決まるシーンもあり、学年全体で盛り上がりました。車いすバスケットの楽しさを体験できてい、多様な人々と共生することの大切さを改めて学ぶことができる素晴らしい時間となりました。ご講演いただいた北間さんに感謝したいです。

ご講演の様子
全員が競技用の車いすを体験させていただきました
車いすバスケットを体験し、3本もシュートが決まりました!!