富田林中学・高等学校
新着情報

2022.06.01

SSH

【高校1年】人権講演会 「アフリカの風~私たちは繋がっている~」

高校1年生の人権学習の時間に、「学ぶ権利・こどもの権利・国際理解」をテーマに人権講演会を実施しました。

 講師の早川千晶さんは、ケニアのナイロビ在住のフリーライターで、「ウペポ~アフリカの風ネットワーク」発起人です。早川さんは、1987年世界放浪の旅に出発し、アジア、ヨーロッパ、アフリカ各地を旅した後、1990年にケニアのナイロビに定住され、9年間旅行会社に勤務したのち、1999年フリーライターとなられました。現在は、執筆活動のかたわら、ナイロビ最大級のスラム・キベラでのストリートチルドレンのための学校「マゴソスクール」の建設・運営、スラム住民の生活向上プロジェクト、アフリカの面白さを日本に伝えるイベントの企画等を行なっておられます。

 なぜスラムができるのか。人々はどこから来たのか。なぜスラムに住むようになったのか。子どもたちの学校での様子をふまえて紹介してくださいました。どんな状況でも、夢と希望をもって頑張って生きているスラムの子供たちの姿に、富田林高校1年生は、本当に勇気づけられました。今、自分たちに何ができるかを一人一人が考え、行動していけるように、そしてケニアの子供たちのように力強く生きていけるように、それぞれがこれからの生き方を考える機会になりました。

貧困に負けず、力強く生きるケニアの人々に勇気をもらった高校1年生でした。

ユネスコ部が募金活動をして集めたお金をマゴソスクールに寄付しました。

笑顔溢れるケニアの人々の様子を紹介してくださいました!