富田林中学・高等学校
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2023.06.16

行事

【高校長】全校生徒対象にSNS講習を実施しました

 6月15日(木)の7限、外部講師をお招きして全校生徒対象にSNS講習を実施しました。主な内容は「SNSは上手に使えば便利で楽しいツールだが、使い方には様々な注意が必要」というものでした。例えば、動画や画像は言うに及ばず、文字だけによる断片的なつぶやきからでも投稿者の住所や電話番号、在籍する学校名といった個人情報が暴かれてしまうことがあるということや、相手の顔が見えにくいというSNSの性質上、ちょっとした言葉足らずの表現が大きな誤解を生んでしまうといったことについて、実例を挙げながら分かりやすく教えてくださいました。学校としても、生徒が活躍する姿を、保護者や地域の方々等の多くの人々に知っていただきたいとの思いから、広報活動に力を入れているところですが、生徒の個人情報の保護等には一層気を配らなければならないとの思いを強くしました。

 

 SNSは、簡単に世界中のニュースに触れられたり、自分の意見等を投稿できたり、友達等と会話できたりと、様々な使い方ができて非常に便利ですが、自分なりのケジメを持って使わないと、健全な学校生活の支障になる場合があることにも注意が必要です。今回の講習ではその点についても具体的に例示してくださいました。「ご飯を食べる時やお風呂に入っている時もゲーム、スマホ、タブレットを手放せない場合がある」「特に楽しくもないのにゲームをやめられないことがある」といった経験がある人は要注意ということです。もしも心当たりのある場合は早期に改善しましょう。

 ドイツの詩人ゲーテは、「大きく分ければ、人間は二種類しかいない。」と言っています。これを今回の話に引き付けて言えば、SNSやゲームに溺れ追いたてられている人間と、それらを楽しくコントロールできている人間といったところでしょうか。生徒諸君がSNSやゲーム等と付き合うのであれば、しっかりとした自覚を持ってほしいと思います。