６月29日（木）６・７限、１年生を対象に「Yumenavi講義」を行いました。この取組みは、高校１年生が将来の第１志望の進路を見つける一助とするため、様々な学部学科における最前線の研究内容をオンラインで視聴するというものです。生徒たちは、20講座の中から自分の気に入ったものを２つ選んで視聴しました。

　私は、大阪大学医学部医学科の茂呂和世先生の講義を拝聴しました。免疫細胞と脂肪組織の関係や免疫細胞の働き方など、かなり専門的な内容でしたが、研究の中で浮かんできた疑問が仮説を呼び、実験を繰り返す中で出会う予想外の発見が新たな疑問を生じさせるといった、研究者だけが知るワクワク感や醍醐味に触れることができ、生徒たちは熱心に視聴していました。

　本日、更に興味を持った生徒は申し込みをするだけで、今日視聴した動画を含め3,700本もの講義を自宅等で視聴できるそうです。最前線で活躍する研究者から良い刺激を受け、生徒たちの心に火がついてくれれば と思っています。