７月５日（水）本校の中学校・高等学校の教員が集まって、「2023 夏のオンライン研修」を実施しました。この校内研修は、生徒一人１台端末や各教室のプロジェクターが整備されている中で、「教員及び生徒が共に、ICTを文房具のように使うことで、授業の効率を上げていく。」ことを目的として行っています。当日は、授業の中で率先して一人１台端末を活用して成果を上げている先生や、成績処理等の校務処理の中で工夫を凝らしている先生方が、自分の取組内容を同僚の先生方に披露し、実際に使って貰ってスキルを共有するという形で行われました。一般に、ICTを活用する利点としては、

１　多様で大量の情報を収集、整理・分析、まとめ表現することなどができ、カスタマイズが容易である

２　時間や空間を問わずに、音声・画像・データ等を蓄積・送受信できる（時間的・空間的制約を超える）

３　距離に関わりなく相互に情報の発信・受信のやりとりができる（双方向性）

という３点が挙げられますが、今回の研修においても小テストをクイズ形式で行い生徒の解答状況をその場で分析して正答率の低い問題を重点的に解説したり、メンバーが自由に記述した内容からキーワードをもとに多数意見を自動的に抽出したり、上記の３つの利点につながる内容が多く紹介されていました。授業改善に向けて、先生達はコツコツと努力を続けています。