2日目の7/26（水）は今回の研修旅行のハイライト、本校の姉妹校である北大高級中学との交流です。朝10時に学校に到着すると、早速多くの先生方や生徒の皆さんが私たちを出迎えてくれました。

 

台湾の高校は7月から夏休み。学校から遠く離れたところに住んでいる生徒も多いとのことですが、この日のために40人を超える生徒、それに同校の卒業生やPTA会長までもが集まってくださいました。

 

富中3年生と富高1・2年生の計40名は、この日のためにそれぞれの学年ごとに決められたテーマでプレゼンの準備を進めてきました。使用する言語はもちろんすべて英語。発表する内容を決め、それを英語に直し、英語でパワーポイントを作って相手に魅力的に伝わるように発表するという、まさに日頃の英語学習の成果を試す絶好の機会です。担当教員と朝や放課後を使って何度もやり取りをしながら発表内容をブラッシュアップしてきました。

 

中3・高1・高2のテーマはそれぞれ「日本と大阪について」、「富田林中学・高校の魅力」、「日本の高校生の間で流行っているもの」です。大きなスクリーンの前でみんなが堂々と発表している姿がとても印象的でした。台湾の高校生もとても熱心に発表を聞いてくれ、富校生からの問いかけやミニクイズにも積極的に答えてくれるなど良い雰囲気の中プレゼンテーションを終えることができました。時間をかけて準備をした分、参加者の皆さんにとってとても良い経験になったと思います。

 

発表が終わると、富校生とペアになった北大高級中学の生徒の皆さんが昼食会場に案内してくれました。ここからの会話は1対1でオールイングリッシュです。日本でも事前研修で海外の方との接し方を学んでいましたが、みんな「オープンマインド」を実践し、台湾の高校生と積極的に話をしていました。北大高級中学の生徒は国際交流に非常に力を入れている学校ということもあって英語力が非常に高く、富校生も良い刺激を受けることができたと思います。

 

 

学校交流の後は故宮博物院を見学。それから夕食をとり、スーパーマーケットで買い物をしました。海外のスーパーは日本とは商品も異なっており、みんな興味津々の様子。さらにその後には夜市も散策し、昨日に続いて2日目も、朝から晩まで非常に密度の濃い1日を過ごすことができました。