先日、高校２年生の生徒が探究活動として、羽曳野市立埴生南小学校様にて授業実践をさせていただきました。

昨年度から「多様性理解の授業をどのようにして行うか」ということをテーマに探究をすすめ、実際に指導案を作成しました。これを本校地域フォーラム（今年度も開催予定）にて発表したところ、観覧にいらっしゃった先生からお声かけ頂き、理論の実践として、今回教壇に立たせていただけることとなりました。

授業に協力してくれたのは、小学校１年生の児童のみなさん。『Red あかくてあおいクレヨンのはなし』(作： マイケル・ホール　訳： 上田 勢子　出版： 子どもの未来社)という絵本を読み進めながら、「じぶんらしさ」、「得意なこと、苦手なこと両方を認める大切さ」について、みんなで考えました。

◾︎授業者の発問に元気いっぱいに答えてくれました。

◾︎「どうすれば小学１年生にも伝わるか考えました」と手作りの教材も持参！

授業を終えた生徒に感想を聴くと、「緊張しました。でも楽しくて４５分間があっという間でした。実際に教壇に立ってみると、見える景色が違いますね。学校の先生になりたいなという想いがより強くなりました！」とのこと。将来のイメージがまた一つ鮮明になったようです。

このような貴重な機会をくださった埴生南小学校のみなさま、何より、お声かけいただき、お忙しいなか授業準備にご協力くださった先生方に改めて御礼申し上げます。

高2文系探究担当　川西