10月２9日（日）富田林市すばるホールで「第９回ももせ合唱団演奏会」が行われました。この合唱団は、平成11年５月「富田林高校100周年を歌おう会」として発足し、平成13年12月「ももせ合唱団」と改称して24年目を迎える由緒ある集まりであり、富田林高校の卒業生・保護者・教職員で構成されています。当日は、私も一卒業生として鑑賞させていただきました。

　30人を超える団員の皆さんによるハーモニーに加え、池田公枝氏及び中島ゆかり氏によるソプラノ独唱、世界を舞台に活躍されているピアニスト京極輝子氏によるピアノショータイムなど、どの演目も魅力に富み、聞き惚れるばかりのプログラムの連続でした。今年の干支であるウサギをテーマに、USAGIのアルファベットを頭文字に当てはめて選曲されていたり、『恋のバカンス』『宇宙戦艦ヤマト』といった、本校１期生の宮川泰氏作曲の懐かしのメロディーを合唱されたり、全体の構成にとても工夫が有り楽しく豊かな時間を創出しておられました。私達富田林高校の卒業生の中に、舞台芸術に長けた方々がこのように多くいらっしゃることを知り、今更ながら本校の長い歴史の持つ素晴らしさを実感しました。エンディングで、団の皆さんと一緒に校歌を２度歌って会はお開きとなりましたが、多くの卒業生の方々と共に校歌を歌えることに大きな感動を覚えました。

　次回の演奏会は２年後と聞きました。それまで団員の皆様にはお体を大切に研鑽を続けられ、２  年後に更に洗練された舞台を披露いただければと思っています。