2024.05.08
【高校長】SNS講習会を行いました
5月7日(月)7限にグリー株式会社の小木曽健氏をお招きし、「正しく怖がるインターネット~事例に学ぶ情報リテラシー~」と題して全校生徒対象のSNS講習会を行いました。軽い気持ちから些細な(?)生活情報や行動特性等をインターネットに投稿することが有るかもしれませんが、一般に「保護されるべき」とまでは言えないような個人情報であっても、それがインターネットに出てしまうと、そこから様々な閲覧者の手を介し、結果的に発信者のセンシティブな個人情報がインターネット上に曝されることに繋がる可能性があります。譬え投稿時には限定公開の設定にしてあったり、短時間で消去したりしたとしても、拡散していくリスクは結果的には余り軽減されず、一旦拡散すればすべてを消去することはできないなど、小木曽氏はインターネット上に不用意に個人の情報を投降するリスクついて教えてくださいました。しかし、インターネットは便利なツールであり、誰しも何らかの情報をつい投降してしまう場合があります。その際にも忘れてならない留意点を講演の最後に小木曽氏は「インターネットはすべて玄関の外側」という分かり易い例えを使って説明してくださいました。日常生活とインターネット空間は同じと考えなければならず、日常生活でできない発言はインターネット上でもすべきではありません。言い方を変えれば、インターネットに登校できる情報は、自宅の玄関の外側に貼りだしても大丈夫な情報に限るという説明でした。
本校の生徒達もインターネットを通じて記事を閲覧したりに投稿したりすることがあると思います。小木曽氏のご講演は内容も分かり易く、絶妙な語り口で聴く者を引き付ける魅力に満ちていたこともあり、生徒達は熱心に耳を傾けていました。今日お聴きした内容をしっかりと記憶し、今後の自分達のインターネットの活用に活かしてほしいと思います。