５月17日（金）6、7時間目は今年度のグローバル学習の kickoff 講演！スペシャルゲストは、大阪城南女子短期大学学長の菅正隆先生と、大阪府教育庁首席指導主事の松下信之先生です。お二人には、昨年度３月のTonchu English World（英語の宿泊行事）のプロジェクトメンバーとして事前の企画から当日まで大変お世話になりました。

　菅先生のご講演「人生を生き抜くために必要な力　〜君はどう生きるか〜」では、グローバル社会で強く生きるためにコミュニケーション能力、そしてネゴシエーション能力（交渉能力）が必要であると教わりました。言葉は愛をもって扱うべきで、さらに英語は非言語（表情やジェスチャー）の情報も大切、言語は文化と密接な関係があると気づかせられました。「一度決めたら最後まで諦めずやり抜こう！努力したことは自分に返ってくるから。」と温かいエールをいただきました。生徒達からは、「これからも言葉を大切に生きていきたいと思います。」「自分のことばっかり言うのではなく、聞く力を身に付けたいです。」「自分に限界があると思わないで、自分の未来のために英語もがんばります。」等の感想がありました。

　松下先生のご講演「英語は科学的に学習しよう！」では、言語習得理論を楽しいペアワークを通じて体験。松下先生から、「できないとダメと思わないでくださいね。」と優しいメッセージを繰り返し送っていただき、生徒達はリラックスして活動に取り組めた様子。学習には「気づき」がとても大切であることや、学んだことを自分で「使える」ようにするための学習方法を生徒の身近な教材で、具体的に教わりました。生徒からは、「自分で分かっていても活用できないことが多かったので、サイクルが大切と分かりました。」「自分から単語を見て文章を作る練習をします。」「自分でも、教科書を活用したアウトプットをします。」「自分で気づいて、仮説・検証を繰り返そうと思いました。」等の感想がありました。

　優しい心と諦めない心をもち、みなさんがグローカルリーダーとして活躍することを期待しています！菅先生、松下先生、温かいエールをありがとうございました。

中３英語科　北野