2022年8月9日大阪大学蛋白質研究所への訪問研修(ワンデイサイエンス)を実施しました。中学生18名、高校生19名が参加しました。

　初めに蛋白質に関する基本的な知識や現在の最先端の研究について講義をしていただきました。中でも「生命科学の礎となるタンパク質研究を実践しています」という言葉がとても印象に残っています。

　次に5つのグループに分かれ、5つの研究室を順番に見学しました。それぞれの研究室では、電子顕微鏡や蛍光顕微鏡、X線結晶構造解析、溶液NMR、固体NMRを見せていただきました。人間のタンパク質には本当に沢山の種類があり、それぞれの特徴に応じた測定方法でタンパク質の立体構造や性質を明らかにする研究をされていました。

　普段何気なく生活している中にたくさんのタンパク質が関係し、そのタンパク質の研究が筋肉のメカニズムの解明や医療につながっていることに改めて気付くことができました。

　この研修で見たものや得た知識、経験を今後の探究活動や勉強に活かしてほしいと思います。

　最後になりましたが、大阪大学蛋白質研究所のみなさま、ありがとうございました。