８月22日午後、大谷裕美子様を始めとする親学習リーダーの皆様方のファシリテーションのもと、PTA・教職員人権研修を実施しました。内容は親学習です。研修はワークショップ形式で、本校の保護者の皆さんや教職員が少人数のグループに分かれて意見交換を行う形で行われました。スムーズな進行のために様々な工夫が凝らされており、有意義かつ楽しい時間を過ごすことができました。当日の活動を一目見ようと、大阪府教育庁や南河内の市教育委員会の担当部局の方も来校されました。

　「親学習」というのが府教育庁の用いる名称ですが、大谷氏は敢えて「親楽習 おや☆らく」と称されています。子育てには悩みがつきものです。しかし、一人で悩むのではなく仲間と悩みを共有したり、子育ての先輩の話を聞いたりする中で、子育てが少しでも楽で、楽しいものになってほしいという願いが込められています。

　本日の研修を受けて、親は子どもの成長を見守ることで、同時に育ててもらっているのであり、その中でお互いを尊重する心が生じ、その存在の掛け替えのなさを実感していくのだと改めて感じました。そして、これは親子の間だけのものではなく、人を育てる場所である学校の教師と生徒の関係にも通じる真実であり、学校における人権研修として行うに大変相応しい内容でした。今後の本校における生徒の育成に役立つものと確信しています。

　大谷裕美子様を始め親学習リーダーの皆様方、大変ありがとうございました。