富田林中学・高等学校
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2023.09.25

学年通信

【中2グローバル】JICA海外協力隊として貢献された方々のご講演

 

What do you do for sustainable life? 〜実際にアクションを起こす先輩に学ぶ〜

 9月21日(木)にご講演しただいた「先輩」は、JICA海外協力隊として世界で貢献されてきた方々です。トランティ先生、浜島先生、福西先生、森川先生、神前先生、山口先生にお越しいただきました。写真の国旗、どこか分かりますか?向かって左から、ウルグアイ、インド、ベリーズ、ガボン、ベトナムです。英語の時間に協力隊の方をインターネットで調べて友達に紹介する活動をしましたが、直接お話を聞けるのは初めての機会でした。

 まずは、JICA大阪デスクのトランティ先生からJICAの概要を学びました(写真上)。JICA海外協力隊は、開発途上国の国づくりに貢献するために現地の人と一緒に生活をし、同じ目線で課題解決に貢献されること。トランティ先生ご自身も、コスタリカで貢献されてきています。

その後、5つのコースに分かれ、子ども達はそのうち2つのコースを聞きました。

↑浜島先生のご講演:ウルグアイで看護師として貢献されました。国が違えば、看護師として処置できる仕事の範囲も異なるとのこと。人を助けるとは、その人のことを考えること。「ちょっとの勇気が大きく人生を変える」というメッセージをいただきました。

↑福西先生のご講演:インドで日本語教師として貢献されました。インドは、多様性の国家。相手のことを知ろうとする、違いを認め合うことの大切さを教えていただきました。また、文化が違えば礼儀も異なるので、失礼にならないよう文化を学ぶ必要も教わりました。インドのヒンディー語は、先日学んだネパール語と似ていて、嬉しそうな子ども達。

↑森川先生:ベリーズでPCインストラクターとして貢献されました。夢を持ち、「人の役に立ちたい」と思い行動されてきました。また、人と仲良くなるためのコツ(共通の話題から深めると良いこと)、相手に自分の気持ちを伝えることの大切さを教えていただきました。

↑神前先生:ガボンの水産支局にて、コミュニティ開発で貢献されました。目的を達成するためには、具体的なアイデアを出すことが大切だと教えていただきました。地元の人との助け合いは必要不可欠とのこと。外国ではイメージと現状のギャップが大きいこともあったとか。

↑山口先生のご講演:ベトナムで、マーケティング(商品開発)を通じて貢献されました。課題は何なのか、どんな需要があるのかをよく観察して見出すこと。分からないことがあれば、ごまかさずに聞くべきことを教えていただきました。

 最後は、視聴覚室に再び集合。トランティ先生から、「世界に目を向け、あなたの得意を活かしてください」とメッセージをいただきました。先輩方のように得意なことで貢献できたら、かっこいいですよね!代表生徒から、学んだことをお伝えしてお礼状を受け取っていただきました。ありがとうございました。

中2英語科 北野